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クラス便り2013年 9月号 から

たんぽぽぐみ〈1歳児〉

たんぽぽ組03091朝や夜には涼しい風も吹いていますが、日中はまだ汗ばむような日々が続いています。プール納めまで残り1週間、暑い日には水遊びなど行っていきたいと思います。
8月は夏期保育期間で、他のクラスの友達や担任と過ごすことも多くなりました。初めは、担任と離れることが不安で泣く姿も見られました。大丈夫かな?と思わず私たちも心配してしまいましたが、さすが子どもたち。他のクラスの友達の名前を覚えて「○○くーん」「○○ちゃーん」と大きな声で呼びながら遊ぶ姿をたくさん見ることができました。 たんぽぽ03096

 

クラスで過ごすことの増えてきた、8月下旬のこと…「もも!」「もも!」と言う子どもたちの大きな声が聞こえます。何のことだろう?と様子を伺ってみると、お隣のももぐみを指さしながらお話していたようです。「ここはなにぐみ?」と聞いてみるとまだ難しい様子。「ここはたんぽぽ。あっちはつくしだよ。」と話をしてみました。初めは「??」と難しそうでしたが、分かってくると大喜び!!!その後はしばらく、あちらこちらを指さしながら「もも!たんぽぽ!つくし!」と子どもたちの元気な声が響いていました。他のクラスで過ごしたことで、クラスということを意識し始めたのかな?と嬉しくなりました。9月からはまたクラスに戻り、楽しく過ごしていきたいと思います。たんぽぽ09032

ちゅうりっぷぐみ〈2歳児〉

0903tyuurippu今年の夏は例年にも増して“暑さ”を感じる夏でしたね!その分、プールはたっぷり楽しめて、子どもたちにとっては楽しい夏になったのではないでしょうか?

デッキにビニールプールを用意し始めると、部屋の窓から場所をあらそうように顔を覗かせ、「先生 何やってるの?」「今日プール!?」と嬉しそうな様子の子どもたち、ワクワクしている気持が伝わってきます。着替えをして体操を済ませると、おしりを洗ってさあプール!次々に水に跳びこみ、飛び散る水しぶき、はじける笑顔!まさに“夏”です!
思っていた以上に顔にかかってもへっちゃらな子どもたちは、バケツで頭からザーっと水をかけても大笑い。『やったな~』という表情でやり返してきます。こうなったら水かけっこの始まりです。プールや水道の陰に隠れて水でっぽうの打ち合い!男の子たちはヒーローになったかのようにポーズを付けたり何やらセリフを言ったりしながら保育者めがけて打ってきます。慣れてくると両手にピストルを持って打つ方法をあみ出す子も出始めます。でも顔めがけて水でっぽうを打ちかえすと、両手がふさがってるせいで顔を拭くのに四苦八苦。何とか顔を拭いてまた打ってきます。こんな姿もまた可愛くて仕方ありません。
中には、反撃してこないので油断していると、急に後ろからにザ~とやられ、振り向くとニヤッと『してやったり』の表情。この得意気な顔もたまりません。「やったな~!」と今度は子どもたちを持ち上げ、エイッと水の中へ投げ込みます!バッシャーンと水の中にもぐり、プハッと顔を拭きながら出てくる子どもたちはすぐに「もう一回やって!」とリクエスト。これにとことん答えていると腕も腰もパンパンです(笑)でも、あの「やってやって!」の子どもたちの笑顔には答えたくなっちゃうんですよね。
一方、そんな大騒ぎチームをよそに、おもちゃの魚すくいや色水あそびに夢中な子たちも!タライに魚をたくさん泳がせ、すくっては逃がし、すくっては逃がしの永遠に続くキャッチ&リリース。色水は容器に入れて並べてジュース屋さんになったり、やっぱり汲んでは流してのくり返しを楽しんでいたり…。夢中になって遊んでいる子どもたちの姿はとてもキラキラしていています。
2歳はこのくり返し(もう一回)がとことん楽しめる時期ですよね。そして何より、自分の好きなあそびをとことん楽しめることが一番大切です。今年の夏はそれを思い切り楽しめたのではないでしょうか?他にも、虫取りに行って逃げ回るバッタや蝶を延々と追いかけたり、『セミ取り放題』状態で虫カゴいっぱいに捕まえてきたり、そのセミを部屋の中で逃がして大騒ぎしたりと、今しかできない楽しみを満喫した“夏”でした。

こんな姿も…
 言葉がはっきりしてきたことで、物の取り合いなどの時には「○○くんのだよ!」「△△ちゃんが使ってたんだよ!」と気持ちを言葉で訴え合う姿も増えてきました。もちろん、まだまだ自分たちで解決するまでには至らず、手が出てしまったりすることもありますが、保育者が間に入ってお互いの気持ちを伝え合ったり、「『かして』って聞いてみたら?」「仲良しで『ジュンバンコ』に使おうか?」などのお互いが心地よく繋がり合えるような言葉を伝えたりしています。
 ある日、2人の男の子が箱の取り合いをしていると、近くにいた女の子が2人の近くに行き、一生懸命に「仲良く!仲良く!」と訴えていました。でも2人には声は届かず、その子は2人の反対側に回り、顔の見えるところでまた「仲良く!」と訴えていました。
 またある時は、物の取り合いがあった所に駆け付けた男の子が、取った子の両肩を両手で押さえ、何やらさとすような顔でじっと見ていました。まるで、先生が諭しているかのように…。
 まだまだ、それが解決に至ることはないですが、こうした子どもたちが仲介に入ってくれようとする姿に大きな成長を感じています。友だちとの関係が深まってきたからこそ、友だちの気持ちに気付いたり、間に入ろうとする姿が見られ始めたのだと思います。これからももっともっと関係を深め、子どもたち自身が問題を解決していけるような姿が見られていくといいなと期待しています。

ほしぐみ〈3,4,5歳児〉

「みてて、みてて〜」ほし組201309
あずきちょまめちょ〜と歌の終わりにどぼ〜ん!潜れなかった子どもたちでしたが、遊んでいくうちに「せんせい、みててよー」と自分から顔をつけたり、遊んでいるうちに潜ってしまい、あわてる姿もありました。
「やったねー」「すごいねー」とほめたり励ましていくうちに、こわいけれど慣れてきた感じがあり、「やってみよう」「がんばるぞー」と意欲がでてきました。

 けのびをして潜れなかったけれど、何回も繰り返し水の中に顔もスッと入って「やったー!できたね〜」と言うと、いい顔で返していました。お尻はプカーっと浮いているけれど、くたーっと漂っているようにしか見えない姿がかわいらしく、笑ってしまいました。もう少しで壁につきそう、あと少し…息が続かず身体がくにゃ〜「すごい!あと少しだね」などなど、4,5歳児は1つ1つ目標に向かって励まして行くことで、達成感を味わい、だんだん楽しさと自信がついてくる感じがします。色々な事をやってみたり、そのがんばる姿が見えてくるよう、援助して行きたいと思います。